アフガンに2千人増派提案 NATOに駐留米軍司令官
(2010.9.6 産経)
米CNNテレビは6日、
アフガニスタン駐留米軍のペトレアス司令官が、
アフガン国際治安支援部隊(ISAF)を指揮する
北大西洋条約機構(NATO)に対して、
最大2千人の増派を提案していると報じた。
米国防総省当局者やNATO高官の話としている。
2千人のうち少なくとも750人は
アフガン治安部隊の訓練要員に充てる計画。
死者増加の一因となっている仕掛け爆弾に
対処するための能力向上を狙う。
NATO加盟国のいくつかは内政事情などから
増派できるか不透明で、仕掛け爆弾に対応できる
最新鋭の装備を持つのは実質的に米軍だけであるため、
実際の増派は米兵が中心となる公算が大きいという。
オバマ米大統領は昨年12月に米軍3万人の増派と
2011年7月のアフガン撤退開始方針を発表している。